現状の考察
トランプ政権は、2月まで原油制裁をすることになった。
10月ごろに足元に高値をつけて、その後、調整となっているが、どういう原因か?
株価の下落も影響しているが、需要と供給が大きい。
需給バランスは、去年とのバランスになる。
メインシナリオは、来年2019年の夏・秋にかけて価格が下がる傾向にある。
そうした中で起こる想定外のこと
イランに対して制裁発動をすることになった。
現在では、日韓が輸入を禁止したぐらいになる。
■事例:
・前の年の不足幅が150万バレル ⇒ 翌年の価格50%増
・過剰150万バレル ⇒ 50%下落する
6ヵ月全面禁輸のケーススタディ
(1) 日韓禁輸の場合:
あまり影響がない ⇒ 在庫が下がる
(2) 全面禁輸の場合:
大幅な不足となる ⇒ 前年で50%上がる ⇒ 120ドル
※サウジが増加に応じられない場合の前提
原則は、半年間は緩々と下がるのがメインシナリオだが、全面禁止の行方次第でどうなるかという状態である。