今回も参照はモーニングサテライト放送の三菱UFJモルガンスタンレー藤戸さんです。
いつもキレのいいことおっしゃいますよね。今回は株価に対する北朝鮮の影響に関してです。
では解説です。
北朝鮮に影響を受けやすい相場とは?
結論から申し上げると、相場が弱い脆弱であるときは、株価が暴落するという予測が立てられます。図表のノドン発射は北朝鮮が初めてミサイルで世界に注目された内容である。
ポイントとしては、図表の前は、日経平均38,000円まで上がった後、92年に14,000円まで下げたところからなんとか戻った。。。というところのノドン発射。
94年夏に一旦戻りましたが、大幅に下落したということです。
では、北朝鮮の影響を受けない相場を見ていきましょう。
逆に株価が北朝鮮の影響を受けない場合とは?
2006年7月5日のことでした。北朝鮮はテポドン2号を打ち上げました。また、その後、核実験も行いました。
図表から考えると、一旦下がったものの、その後、順調に上がり続けたということがわかります。この景気動向ですが、2005年8月に端を発した、小泉構造改革相場です。こういった強気相場では、北朝鮮の株価への影響はあまりなかったんですね。
つまり、北朝鮮の挑発行為は、リスクが内包しているときに表面化するリトマス試験紙のような役割になっているということです。
では、今後はどうなるのか?
結論から申し上げると、アメリカ相場のファンダメンタルが非常に強い、そして、日本企業の決算も非常に強いので、景気はいいと判断しますので、今後も北朝鮮のリスクを気にしない相場になるのではないかと思いっています。